けーとこです。
突然ですが、自己啓発本を買ってきました。
厳密には買っていました。
特に中身とか確認せず勢いで買ったんですけど、総評としてはなんだかな~~~という感じです。
構図とか下手な絵の特徴なんかは新しい知見があってよかったんですけど、結局その知見って最低限の絵が描けているのが条件だったり、肝心の上達法自体もそもそも描いているものが「絵」として成立している人向けの印象。
これシンプルな暴言かもしれないんですけど、やっぱ自分の絵信じれるのって絵描ける人間だけだし、対処法として「人に感想を聞く」が通るのもやっぱり絵が描ける人だけなんだよな。そういったとこも含めて結構自己啓発的な要素が強い気がします。
描けない人間が真に受けるの、とてもあぶない。
まあ、こういった部分は結局ターゲット層の違いなので、勿論絵が描ける人にとっては有用な一冊なのは間違いないと思います。我々にできることはChatGPTに筆の折り方を聞くことだけなのです。どこかに絵描けない人向けの技法書ってないですかね?
か、かしけぇ~~~~~~~~~wwwwwwwwwwwwwwwwww*1
とはいえせっかく買ったので少し試してみることにしました。まずは手本となる絵を決めて、絵柄を真似して(要約)描くというものです。
ワンクッション
描いてみたものがこちら。*2お手本にさせていただいたイラストレーターは秘密ということで。
辺境のブログだから大丈夫だと思うけど、さすがにあれ手本にしてこの出来は特定騒ぎになりかねん。
描いてる途中の気付きとしては
・線の強弱はカーブの1ヵ所を太くして終わりではない。強弱つけにくい直線のような部分にもつける(なんでかはわからん)
・全体的に水彩+ぼかしを活用。主に髪の影や服のしわ
・後ろ髪は前面、背面を意識。レイヤーもそんな感じで分ける。
・跳ねた髪は表裏を意識。なるべくなら交差させた方が見映えがいい(立体感の問題?)
・髪の影は顔に近づくにつれ薄く
・顔の輪郭周辺に薄く影を置くと顔が浮いて見えなくなる
完成させてみての良くないポイントとしては
全部。
おわり
ここでのポイントとしては、「全部だめ!」と投げやりにならないことです。
だそうです。もしかしてこれが思考盗聴ってやつですか?
...まあ、投げやりでもなんでもなく純粋に全部だめなのが歯がゆいところですが、これも言語化していきましょう。
・衣装の前後関係が分かりにくい。どういう衣装なのかがぱっと見で分からない
・全体的に色が薄い。↑の原因?
・そもそもどういうポーズなのかがわからない。衣装の前後関係が分かればある程度解決?
・髪がふわっとしていない。塊みたい
・前髪の線が少なく、貼り付けたみたいな感じになっている。
・表情に生気がない。目の位置の問題もありそう?
・目の描き方が違う(手本と違う、くらいしか分からないが、絵として成立させるにあたって何らかのタブーは犯してる気がする。目尻のあたりに違和感)
・杖がふにゃふにゃ。固さを感じられない
...
もう絵描くとか以前の問題じゃねぇか!!!!!!!!!!
てなわけで次、優先度を決めて課題解決に取りかかるステップに入るわけですが、正直課題が多すぎてどうしたものやらという感じです。
なんて思ってたら「顔周りの課題を優先すべき」みたいに描いてありました。
...ジョセフ・ジョースターに次言うこと当てられた人ってこんな感情になるんですかね。
そう書いてあるのでしばらくは目に絞って色々描いてみようかなと思います。
なんかいい感じになってきたら次回があるかもしれません。まあ、そんな簡単に絵が描けるようになるなら苦労しないわけですが。
それでは今回はこの辺で。
なおいい感じになることはないので多分次回はないです。
*1:多分ちゃんと概念を説明すればちゃんと返してくれると思います。