けーとこです。
最近ほんのりと「人生詰んじゃったな~~」と思うことが増えてきました。
とはいえ、なんでかと言われるとなかなか咄嗟には言語化できないもので。
折角言葉にする手段を得たんだからこの機会に整理してみよう、と思った次第です。
大前提、今自分が勤めている会社はだいぶホワイト企業である、という自覚はある。
必要な福利厚生は一通りそろっており、基本有給が欲しいと言えば通り、ちょくちょくであれば定時退社できる日もあったりする。
そんな環境にいるわけだが、どうあっても「仕事」そのものはやらなければいけないわけで。
最近、といってももう数年単位になるが、どうも自分は仕事というものを集中して取り組むことがあまりにも苦手らしい。
仕事中に考えることといえば、大体が自己嫌悪だったり、プライベートの趣味だったり、全く関係のない雑念ばかりが脳を埋め尽くしている状態だ。
なぜだろうか?思い当たる節としては、現在の仕事の内容にあまりにも興味が持てないことだろうか。
現在の仕事の内容は言うなれば技術系なのだが、自分は一般的な技術者が大好きなテクノロジーの進歩とか、最新の研究成果とかに興味があるわけではない。なるようになった結果、今の仕事しかできることがなかった。*1ただそれだけである。
それでも一年目の研修の時期はまだ多少の希望は持っていた。そもそも現職場に全く興味がなかったわけではなく、一応は面白そうだ、関わりたいと思った製品があったからエントリーをしたのだ。その製品の開発がほぼ死にかけの状態であると知ったのは、二年目の始まりであった。
追い打ちをかけるがごとく、ここ最近周囲の仕事に対する意欲がすごい勢いで高まってきているのを感じる。元々意識の低さ故に置いて行かれ気味だった周囲との差は、もはや絶望的なまでに開いていった。*2
とはいっても他のことなら集中できるかというと、まあ仕事に比べれば多少...という程度なんだよな。よく言われる「うちでダメならほかでも通用しないよ」というのが、自分の場合は純然たる事実なのである。悲しみ。
さて、ここまで仕事の話をしてきたが、これだけならば所謂甘えなのは自分でもわかっている。仕事というのは、一般的には自身の好きなことをやる場ではなく、自身の技術や時間を対価として金銭を得るためのものである。
冒頭にて弊社はホワイトであると述べたが、それはあくまで「会社」に限った場合の話である。これを「プライベート」にまで広げると、恐ろしいまでのブラックな実態が浮かび上がる。
...こういう表現をすると誤解を招きそうだが、休日返上で上司に付き合わされているとか職場でのいじめとかそういった話ではない。
シンプルに
立地が
クソ
なのである。
人間関係*3であればまだ逃げようはあったのだが、残念ながら敵は土地そのもの。逃げる逃げないの前に常に掌の上なのだ。
まず交通の便が最悪。たいした距離走らない上にやたら高い。山手線の運賃見た後に現居住地の運賃見ると消費者庁の文字が頭に浮かぶレベル。当然ながら主要都市へのアクセスもゴミ。どこに行くにも金も時間も鬼のようにかかる。
それではと車の使用を検討してみると、待っているのはそれ以上の地獄である。端的に言うと街づくりの典型的失敗例。キャパを考えずに適当に店を配置するとこうなるぞという反面教師である。
車の量の割にやたら車線が狭く、連日のように渋滞している。これで道の数そのものが多ければまだ救いはあったのだが、残念ながら裏道と呼べるものもほぼない。
あと体感やたら煽らせ運転が多い。実家付近で法定速度50km/hのとこ20で走る奴見たことないんじゃが???
さてそんな車道を使って一体どこへ出掛けるのだという話だが、これがまあ何もない。探せば未開の地が見つかるかもしれないのはその通りだが、何分車に乗って出掛けるのは先述の要因からものすご~~~くエネルギーを使う。かといって電車で行ける範囲もたかが知れている。
よく田舎にはセックスとイオンくらいしか娯楽がないと言うが、真に問題なのは娯楽の質ではなく、娯楽に向かうまでのストレスなのだ。誰だって風俗やらホストやら行くのにSASUKEをクリアしろなんて言われたらそりゃあ萎えるだろう。
総括すると
・街に魅力がないよ
・その割にやたら人がいるよ
・そのせいで移動手段が最悪だよ
...うん、こうしてみるとなんか大半土地が原因な気がしてきた。
故郷も別に都会じゃなかったし大丈夫だろうと思っていましたが、まあある程度の主要都市へのアクセスの良さとか、移動が快適にできるかって結構大事ですね。
あと旧友がいない。ギリギリ友人と呼べなくもない人達はいるのだが、人生の紛れもない絶頂期に培った信頼関係はなかなか超せないのだ。
なお転職はスキルとか金銭とかの問題で不可能である。
勉強?やっても成果出ないんで無駄です。
ふわっと言語化できたので今回はこのへんで